こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
パッと何なのか見てわかりにくい製品を売るのは大変です。
そのような製品を売りやすくするための手段のひとつとして、
キャラクター化するという方法があります。
キャラクターをつくりることで、その製品の世界観を具体的に示す、
というのはとてもよい手です。
そして、それをさらにパワーアップさせる方法があります。
この方法は、展示会や小売店など、リアルに接客できる場合に
とても有効です。
それは、
「来場者や来店客に、そのキャラクターを、
殴ったり、蹴ったり、踏んだり、叩いたり、投げ飛ばしたりしてもらう」
という方法です。
通常、生活していて、大人になると、めったに、
殴ったり、蹴ったり、踏んだり、叩いたり、投げ飛ばしたりしませんね。
だからこそ効果的なのです。
こういう人間のプリミティブな欲求を、
あなたの商材を具体化したキャラクターで発散してもらうことで、
来場者や来店客はあなたの商材のことを、強烈に記憶に残すのです。
東京ビッグサイト青海展示棟のマーケティングテクノロジーフェアに出展しておられた
エーテンラボ株式会社 https://a10lab.com/ は、
自社商材である習慣化アプリ「みんチャレ」 https://minchalle.com/ を
上手くキャラクター化しておられたので、突撃インタビューしてきました。
では動画をどうぞ!
展示会で商材をキャラクターにして体験アトラクション化するコツ
(動画内の会話をテキストでも紹介しています)
なんかもう、
めっちゃキャッチーなことをしている人がいます。
アプリを運営している会社です。このぬいぐるみは
アプリの中に登場するネコちゃんです。
あ~!アプリの中のキャラなんですね!
どういうアプリなんですか?
たとえば、運動とかダイエットとか、
自分が習慣化したいけれど続けられないことを
ひとりじゃなくて5人のチームになってがんばる、
というものです。
5人のチームになってがんばる?!
その5人というのは、もともとの知り合いということですか?
匿名でできるので、知らない人達が集まるんです。
だから、「ダイエットしてますよ」って
知ってる人に言わなくていいんです。
ひとりだけよりも仲間がいた方ががんばれるっていうことですね。
そうなんです!
教育や福祉の現場で使われる専門用語で
『ピアサポート』って言います。
ジョギングする!
でもいいし
朝ちゃんと起きる!
でもいいんです。
なるほど!
目標はそれぞれ自分で決めちゃえばいいんですね!
ほめる?だれがほめるんですか?
自分で自分を
「よし!おれ、今日朝起きれた!」ってほめる?
それもOKです。
それ以外にも、相手がやったことをほめてあげるのもいいですね!
あっ!そっか!
4人の他の仲間のやったことをほめてあげるんですね!
もし、ほめる人がいなかったら、
ネコちゃんたちが適切なタイミングで
「がんばれニャン!」とか
「一週間達成してすごいニャン!」とか
言ってくれるんです。
ネコちゃんたちがアプリで応援してくれるんですね。
そうするとみんな、目標達成するものですか?
マジですか!
さっきからこのパネルが気になってたんですが、
「習慣化成功率8倍!」
むちゃくちゃすごいですね!
それ以外にもがんばったら
何かご褒美みたいなものってありますか?
がんばったら、アプリの中で使える
「みんチャレコイン」をもらえるんです。
この「みんチャレコイン」でスタンプを変えたりするんです。
おもしろいです!
いわゆるゲーミフィケーションですね。
ゲーム化することで
その取り組みを加速させていくということですね。
それで8倍になるってむちゃくちゃいいですね!
ぼく、今1個疑問があるんですが・・・
このアプリってどういうところがキャッシュポイントなんですか?
キャッシュポイントは、
このアプリは無料で使えるんですが、
さらに月額500円でグレードアップできるんです。
そこでマネタイズしています。
なるほど!
有料になるとどういうプラスがあるんですか?
無料版ではチームは3つまでしか参加できないのですが、有料になると10チームまで参加できたりします。意識が高い人はたくさんのチームに所属したい傾向があるのでとっても喜んでもらっています。
それと、自分が頑張ったデータをずっと溜めていくことができます。
あ~!それはとってもいいですね。
自分のがんばった歴史を残せるっていうことですもんね。
おもしろいです!
有料に切り替わる人って何%くらいいるんですか?
有料に切り替わる人は、
新規ユーザーさんだと5%くらいおられます!
ぼくが、展示会営業Ⓡコンサルタントとして
すごくいいなぁと思ったのは、キャラですね。
これはアプリに登場するんだと思うんです。
キャラでアプリの世界観を具体化している、っていうのが
実物がある方が断然訴求力が高くなる展示会的に、
とってもいいなぁと思いました。
ぼくは欲張りなので、
さらに良くするには・・・とつい考えちゃうんですが、
このキャラクターを等身大にして、たとえば、
「毎日ジョギングしたいのにどうしてもできなかった自分に
腹が立つ人は殴ってくれ!」
みたいな感じにする、というのは、より面白いかなぁと
思いました。
展示会的に言うと、
かわいいのはもちろんよいのですが、
来場者が動いたり、
もっとプリミティブに
殴ったり、蹴ったり、踏んだり、飛んだり、
みたいな要素があるととても盛り上がりやすいんです。
商材の世界観を壊さないように注意しながら
そういうことをされるとさらに訴求力が高まるかなぁと
感じました。ぜひ、そういうことも考えてみてください。展示会営業コンサルタントの清永でした。
※ゲーミフィケーションの取り組み、とっても面白いですね。
ゲーミフィケーションについて詳しく知りたい方は、このコラムをご覧ください。
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