展示会で中小企業が「がっちりマンデー」を活用すべき理由

こんにちは!

展示会営業(R)コンサルタントの清永健一です。

 

あなたは、日曜日の朝7時30分からTBS系列で放映されている

テレビ番組「がっちりマンデー」をご覧になったことがあるでしょうか?

この番組、おもしろい中小企業さんがたくさん登場しますし、

不定期で展示会特集をしてくれたりもするので、

清永は、毎週楽しみに見ています。

 

昨日2022年3月13日の「がっちりマンデー」の内容は、特に

展示会出展にも展示会来場にも役に立つ内容だったので、

レポートしました。

 

「がっちりマンデー」の企業紹介の仕方が展示会出展に超使える!

「がっちりマンデー」には、個性的で魅力的な中小企業がたくさん登場します。

小粒でもピリリと辛い山椒のような企業、かっこいいですよね。

 

でも・・・

こういう企業は、社名は聞いたことがないですし、

事業内容を詳しく説明しようとしすぎるとむずかしくなってしまいます。

知らない会社を小難しく解説しても、イマイチ興味を持てませんから、

視聴者はチャンネルを変えてしまいます。

 

だから、「がっちりマンデー」では、

番組で取り上げる企業が、

「どんなに魅力的なのか!」を伝えることにかなりパワーを費やしています。

 

「がっちりマンデー」では、常に以下の順番で、企業紹介をしているように思うのです。

 

  1. 何がすごいのか?
  2. なぜそれが実現できるのか?
  3. だれの役に立つのか?

 

お気づきでしょうか?

これって、展示会営業(R)ノウハウで言うところの、

「出展コンセプト検討シート」の質問そのものです。

※「出展コンセプト検討シート」の詳細は、
 「展示会の費用対効果を最大化する出展コンセプト検討シートとは?」をご覧ください。

 

このコラムでも繰り返しお伝えしている通り、

展示会で成果を出すための土台は「出展コンセプト」です。

あなたの会社が展示会に出展しておられるなら、

ぜひ、自社商材の出展コンセプトと重ねながら、

「がっちりマンデー」をぜひご覧になってみてください。

あなたが、「がっちりマンデー」のプロデューサーだとして、

『自社商材を「がっちりマンデー」に取り上げるなら、

どのように紹介するだろうか?』

と考えてみると新たな発想が生まれてくるかもしれません。

 

「がっちりマンデー」の内容が普通におもしろい

「がっちりマンデー」は、そもそも番組内容がおもしろくて、

あなたの会社の事業拡大の参考になると思います。

たとえば、昨日2022年3月13日の「がっちりマンデー」では、ドリル&カッター業界が特集されていました。

 

森永卓郎さんによると

「ドリルとカッターはものづくりの基本中の基本。 

 そこがしっかりしれいるから日本のものづくりは強い!」

とのこと。

まさしくその通りだと感じました!

 

番組では、タグチ工業さん、日清工具さん、ナカニシさんの3社が取り上げられていました。

 

岡山県のタグチ工業さん

岡山県のタグチ工業さんの商材は、とにかく大きいものを切れる巨大カッター。

その名もガジラと言います。

重さ6トン、刃の長さ1mもある巨大なカッターで厚さ20cmもある鉄をラクラク切断しちゃいます。

さらに、印刷機の中でも一番硬いローラー部分を粉々に切り刻みます。

解体現場で大活躍し、3年連続増収増益とのことです。

東京都品川区の日清工具さん

東京都品川区の日清工具さん(弊社のご近所さんですね)の商材は、

鉄にわずか30秒で3cm四方の四角形やさまざまな曲線を削り出せるエンドミルです。

世界最小0.01㎜のエンドミルは、髪の毛に文字を彫れるほど微細な加工ができて

医療業界や半導体業界から引き合いが来ているようです。

ドイツの展示会で「0.01㎜」と言うと、その小ささが、

相手の常識を超えすぎていて、

「翻訳まちがいだ!単位をまちがっているだろ!」と疑われた、という話が

とても印象的でした。

 

栃木県のナカニシさん

栃木県のナカニシさんの商材は、歯医者さんが虫歯の治療に使うドリルです。

ナカニシさんは歯科用ドリルに絞り込んでいます。

あなたは、歯医者さんと聞くと何を思い浮かべますか?

清永は、

「キーン」

というあの嫌な音を思い出してしまいます。

歯科用ドリルには、実は、「モーター式」と「エアー式」があるとのこと。

「エアー式」だとあの嫌な音が出てしまいますが、

ナカニシさんのものは「モーター式」です。

そして、「モーター式」だと音がしないのです。

これは、患者さんにも歯医者さんにもとってもよいことですよね。

ナカニシさんは、歯医者さんにとってあこがれのブランドになっているとのことです。

 

いかがでしょうか?これらの内容を、あなたの会社の業界の置き換えて、

「番組内容を、当社で応用するとしたら、何ができるだろうか?」

と考えてみてほしいと思います。

 

「がっちりマンデー」が取り上げた業界の展示会に行ってみる

展示会は、さまざまなテーマで開催されていて、

国内だけでも、大規模な展示会の開催数は600回を超えます。

実にさまざまなのテーマの展示会が、全国各地で開催されているのです。

2022年3月13日の「がっちりマンデー」で取り上げられた

ドリルやカッターに関連した展示会も、もちろんあります。

それは、

  • 機械要素技術展
  • 高精度・難加工技術展

などです。

機械要素技術展や高精度・難加工技術展には、

清永も現場に行きレポートしています。

実際の様子がわかる動画や出展小間割りなども掲示していて、現場の雰囲気を掴んでいただけると

思います。よろしければ、機械要素技術展のレポート高精度・難加工技術展のレポートを見てみてください。

 

そして、来週の「がっちりマンデー」は、大阪王将。清永も餃子と天津飯が大好きでヘビーユーザーです。

食の展示会は数多く開催されていて、つい先日も、

日本最大級の食の展示会:FOODEX(国際食糧・飲食店)が幕張メッセで行われました。

清永は、このFOODEXにも行っています。

FOODEXの現場レポートも参考になると思いますので、ご覧ください。

 

そして、あなたの会社の事業内容がこれの分野に近い場合や、顧客がこの分野に多い場合は、

来場や出展を検討してみるとよいでしょう。

 

まとめ

このコラムでは、TBS系列のテレビ番組「がっちりマンデー」を

あなたの展示会出展や来場に応用する方法についてお伝えしました。

今回取り上げた業界は、たまたま、「ドリル・カッター」や「食」の業界でしたが、

「がっちりマンデー」では、他にも、「ビューティー」、「介護・医療」、「ロボット」、「IT」

などさまざまな業界を取り上げてくれます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

あなたの会社が、コロナに負けず力強く業績を伸ばしていかれることを心から応援しています!

 

 

 

 

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