こんにちは。
展示会営業(R)コンサルタントの清永です。
展示会ブース看板の必勝法とは、どういうものでしょうか?
多くの会社が、ブースを漫然とつくっていますが、
それでは、 来場者をあなたのブースに立ち寄らせることはできません。
では、どうすればいいのしょうか?
それは、
- 展示会場全体のレイアウト
- その中での自社ブースの立地
- 来場者の動線 を考えて、看板を掲げる
ということです。
その看板の掲げ方にもポイントがあります。
多くの出展社が、通路と平行看板を掲げてしまいます。
ブースに立って来場者を接客するイメージをすると、
そうしたくなるのもムリはありません。
でも、少し考えてみてください。
展示会ブースの看板は一体だれのために、掲げるのでしょうか?
ブースの近くにいる来場者のためでしょうか? ちがいますね。
展示会ブースの看板は、
自社ブースから遠いところにいる来場者に
自社ブースを見つけてもらうために、掲げるのです。
だから、
看板は、通路と平行にするのではなく、垂直に掲げましょう。
ケアショー Care Show Japanの株式会社Fujitakaさん https://www.fujitaka.com/ のブースが
このコツを見事に体現しておられましたので 突撃インタビューしてきました。
(展示会営業コンサルタント清永健一のイケてるブース突撃インタビュー)
では動画をどうぞ!
展示会ブース看板の必勝法!≪(株)Fujitaka≫【ケアショー Care Show Japan】
(動画内の会話をテキストでも紹介しています)
展示会営業®コンサルタントの清永です。
なんかねぇ~、すごく目につくブースがあるんです。
行ってみます!
すごく面白そうだなぁと思って来たのですが、ここは何のブースなんですか?
株式会社Fujitakaと言うんですが、適温配膳車をつくっているメーカーです。
これは、病院とか介護施設で、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいままで提供するという機械なんです。これを、36年前から製販一貫してやっています。
36年前から!
めちゃめちゃ老舗でいらっしゃるんですね。
しかも製販、サービス一気通貫なんですって?
正直言うとライバルとかもかなりいるんじゃないですか?
はい!おられます。
たくさん。大手さんも含めておられます。
どういう点がポイントなのか教えていただいてもいいですか?
こういう適温配膳車を国際で最初につくったのはわたしどもです。
それと、前提として、
温かいものと冷たいものがありますけれど・・・
(扉を開ける)
温度がきっちりと管理されないと食品が劣化して感染症とか食中毒の原因になります。それがないように全部の箇所が設定した温度になるように設計しているんです。
よくあるのが、上は熱くて下はぬるいとか・・・
そういうところが結構あるのですが、弊社はそれがないんです。
プラスマイナス●度と設定して全数検査してそれで出荷してるんです。
なるほどです。
それにおいしさにも関係してきますよね。
「食事が楽しみ!」という方も結構おられるでしょうからね。
はい!その楽しみ!というところで、普通病院の食事のお盆というのはこういう味気ないものなのですが・・・
これですか?
これは味気ないっていうか普通な感じがしますけどね。
でも、こういう出し方した方が
(トレイをスライドさせて配膳車から取り出す)
美味しそうじゃないですか?
より美味しく、より楽しく、をモットーにしています。
でも、そうですよね。
このお盆とこのお盆だと全然ちがいますもんね!
(お盆を傾ける)
あっ!ホントだ!
かなり、かなり、かなり、かなり、
かなり、かなり、かなり、かなり
出すときにこぼしてしまわないように配慮してあるんです。
こうやって実演してもらうとすごくよくわかりました!
ありがとうございました。
それとね、ぼく、すごいなぁと思ったのは、
お盆でこんな風にカッコよく見せるっていうのは、
あんまり思いつかないと思うんですよ。
だからですかね・・・
ぼく実は、向こう側の方角からこの通りを見てたんです。
メインストリートと言っていいですよね。
そしたらね、一番目立つんです。
何で目立つんかなと思ったら、
(看板を指しながら)これなんですよね。
他のブースが通路に面して看板を掲げているところを、
縦に通路と直角に出すということをされてて、
これって意図的なんですか?
遠くから見ていただければわかるようになっています。
遠くから見て気づいてもらって、近くに来てもらったら、もう看板は見えなくていいわけですから、上に縦に掲げるのがいいんです。
なるほどです。
やっぱりそういうことだったんですね。
長年やってこられて、説明するとよくわかるけれど、
逆に言うと説明しないと「あ~よくあるやつね」と思われてしまいがちなものだからこそ、色々工夫されているんだなと思いました。
(まとめ)
ぼくは今、この展示会場のメインストリートに立っています。
たくさんの人通りがあります。
そして今カメラさんには来場者の目線になって撮ってもらっているんですが、そうすると、何が目に飛び込みますか?
「あれでしょ?」「あれです」
「あれ」っていうのは、温冷配膳車って書いてあるオレンジの看板です。なぜあの看板が目に飛び込んでくるのか?
それはそうですよね。
だって、あの看板以外は、全部、こっち側を向いてないんです。
おわかりでしょうか?
多くの場合、展示会ブースでは、通路、来場者が通るところに対して平行に看板を出す、これも大事なのですが、来場者が進んでくる、そこに対して直角に出す、縦に出す、というやり方をするだけでも視認率といいますが、ブースを来場者にキャッチしてもらえる確率が高まってくるということなんです。これがブース看板の必勝法の鉄則のひとつになります。
ぜひ覚えておいていただいて、あなたも取り入れてみてください。
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