こんにちは!
展示会営業Ⓡコンサルタントの清永です。
ぼくのところに相談にお越しになる方は、
展示会の出展経験者ばかりではありません。
まだ、展示会に出たことがない方も
「何かヒントがないかなぁ・・」
とぼくに会いにきてくれます。
そんな方は、
「展示会に出展するって、一体どうやるんだろう。
とってもむずかしそうだし、すごくお金もかかりそうだなぁ」
と思っておられます。
もし、あなたも、展示会に出たことがないなら、
こんな風に思っておられるかもしれません。
でも、安心してください。
展示会に出展することは、むずかしいことではありません。
たった12個のステップに沿って手配・実行していけば、
展示会に出展することができるのです。
今回は、この12ステップについて
お伝えしていきますね。
目次
あなたの会社が出展する展示会を決めましょう。
やり方は簡単です。
グーグルやヤフーなどのWEB検索エンジンに
「あなたの会社の扱い商材や業界 + 展示会」
と入力して検索するのです。
たとえば、「工作機械 展示会」と検索すると、
「機械部品・加工技術展」や「日本国際工作機械見本市」、
などがヒットします。
こうした展示会の中から、
開催時期や開催場所、来場者数などの確認しながら、
出展する展示会を決定していきます。
次に、主催者に問い合わせをします。
WEB上にある電話番号に連絡して、
出展を検討していることを伝え、
説明に来てもらうとよいですね。
過去の実績などから、
来場者の属性や成果を出している出展社の事例などを
詳しく聞きましょう。
もちろん、出展料についても確認をします。
出展料は、出展スペースが広くなればなるほど高額になります。
初出展の場合は、
無理をせずまずは1小間(3m×3m)で
出展することをお奨めします。
出展料は目安として1小間の場合、
40万円程度と考えておくとよいでしょう。
早めに申し込むと安くなるケースや
初出展の場合は割引になるケースもありますので、
主催者にしっかり確認しましょう。
また、ブース位置が出展会場のどの場所になるかも重要です。
先着順で出展社が自ら場所を選べる場合や開催3か月前に
抽選で決定する場合など、さまざまなパターンがありますが、
なるべくよい位置にしてもらえるように交渉しましょう。
よい位置とは、出入り口に近い場所や角です。
小間位置が角だと来場者に訴求しやすくなります。
角指定料金が別に発生するケースもありますが、
支払っても元を取ることができるケースが多いでしょう。
出展する展示会を決定し、
その概要を把握したら、次に、出展コンセプトを検討します。
出展コンセプトとは、
『だれの、どんな悩みを解決するか?を明らかにすること』
です。
むずかしそうだなぁと思われた方いるかもしれません。
でも大丈夫です。
成果の出る出展コンセプトを練り上げるための
手順がありますので安心してください。
出展コンセプトについては、
以前のコラムでくわしくお伝えします。
こちらをご参照ください。
出展コンセプトが固まったら、
ブース設営会社に問い合わせしましょう。
WEB検索エンジンで
「展示会 ブース 設営」と検索すると
さまざまなブース設営会社が表示されます。
また、主催者によっては、
ブース設営会社のあっせんを行っているケースもありますので、
主催者に紹介してもらうのもよいでしょう。
これらのブース設営会社の中から、
2から3社程度に問い合わせて営業に来てもらいましょう。
そして、出展コンセプトを伝え、提案を受けるのです。
展示会ブースには、
照明、イス、机、スピーカーアンプ、パネル、タペストリーなど、
さまざまなものが必要になります。
「大変そうだなぁ。」
そう思ったあなたも安心してください。
こういった備品類を
出展社であるあなたが自ら手配する必要はありません。
ブース設営会社に任せてしまいましょう。その方が効率的です。
さて、ブース設営に関する費用についてですが、
1小間の木工ブース(オリジナルにカスタマイズしたブース)だと、
目安として40万円程度になると考えてください。
オリジナル性の低いシステムブースなら、
費用を抑えることができますが、
ブースは、出展コンセプトを表現ためのもっとも重要なツールです。
安易に妥協せず、しっかりつくり込みましょう。
それから、照明についても触れておきます。
費用をできるだけ安く抑えたい気持ちはよくわかります。
しかし照明だけは安易に削らないでください。
来場者を引きつけるブースにするために、
照明はあなたが思っている以上に重要です。
ポイントは、隣のブースよりも明るくすること。
隣のブースがどのくらいの明るさになるかわからない以上、
照明については、
少しぜいたくすぎるくらいのクオリティを保つことをお奨めします。
展示会出展にかかる費用の大半は、
出展料とブース設営費用です。
この2つの費用の概算がわかれば、
費用概算を算出することができますので、予算取りをしましょう。
出展料とブース設営費用に加えて、
チラシ、カタログ、パンフレットなどの
販促ツール類を作成する費用として、
プラス10万円程度を考えておきましょう。
目安として、東京ビッグサイトなどで開催される大規模展示会に
1小間で出展する場合、多めに考えて、
90万円ほどの予算を取っておくとよいでしょう。
少し長くなりましたので、
今回は一旦ここまでにしますね。
次回は、残りのステップ6~12について
お伝えしていきますので、ご期待ください。
このセミナーに参加すると、
『確実に成果を出す展示会出展のやり方』がわかります。
https://1.tenzikai.jp/seminar